天愼寺仏式地鎮祭準備のご案内
建物を建立する時には、必ずその土地をお守り下さる「地の神様」に供物を供え、お経を読みご祈祷をして、新しい建物が無事に建立され、その建物が存在する限りお守り頂くようにお願いするのが地鎮祭です。また、その土地に関わる諸々の霊魂の供養も必要です。地鎮祭は、一生に何度もなさる事はありません。そこで、まず敷地をきれいに清掃して地の神様の降臨を願い、供物を供えて地鎮祭を奉行致しましょう。
準備するもの
- 笹付き竹 4本
・敷地の中央に1間~1間半の祭場を定め四隅に杭を打ち竹を立てる - 〆縄または荒縄 4~6間
・4本の竹を巡って縄を張る:地上5尺位の高さ - 八足または祭壇 1組
・2段か3段の高足段 - お供物
・御神酒 1升
・白米・粗塩 各3合(お皿に盛る)
・野菜 7品(にら、ねぎ、にんにく等は避ける)
・乾物 7品(昆布、わかめ、するめ、ひじき、寒天、かつお節、とろろ、かんぴょう、高野豆腐、干し椎茸等の中から7品) - 盛り砂
・バケツ3杯位のきれいな川砂 - クワ入れ式用具
・カマ、くわ、スコップ、杭、木槌(適当にご準備ください) - 幣束(ごへい:半紙の飾り)は、お寺にて準備致します
祭場配置図
供物配置図
上棟式、竣工式、落成式等をはじめ荒神払い・水神払い等、土地建物等に関するご祈願も承ります。ご連絡いただければ吉日を選んで日程を決定致します。